フランスの山菜 'Ail des ours'

義理の弟が今働いているのがブルターニュ地方北部のPaimpole。海のそば。週末になるとたまに帰ってくるのだが、先日帰って来た時に、パニエいっぱいの葉っぱ 'Ail des ours' を持ってきた。くまのニンニク?とでも訳すのかしら?その名の通りニンニクの香り、味!

日本語でクマニラ、ネギ属の多年草だそう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%A0%E3%82%BD%E3%83%B3
(ウィキペディア参照)

以前にブルターニュ西部フィニスターの海のそばにバカンスで行った時に、山菜に詳しいお友達が教えてくれて味見したっけ。茎の部分は甘みがあってほのかにニンニクの味。葉っぱはニラを生で食べたような辛味の強い味。植物に詳しいお義父さんが言うにはどうやら石灰質の土壌に育つらしく、うちの周りには生息していないそう。海のそばなど湿気の多いところで育つ模様。

見た目はすずらんに似ていて、他にも似ているものがあるようなので要注意!

冬の終わりから春にかけて収穫できる山菜で、白い花が咲ききる前に収穫します。ツボミも食べれます。

調理方法はPestoにして保存したり、オムレツやキッシュに入れたり、なんといっても切った時の匂いが完全にニラ!ということで、これは餃子やらニラ玉でしょ!と早速やっちゃいました!!!



何年ぶり?!なニラ玉!うう・・・うまい



ニラ餃子!!!手作りの皮も回を重ねるごとにだいぶ安定してきたな〜


収穫してから2、3日乾かして水分を飛ばし、オリーブオイルと塩、うちにはいつも常備してあるクルミを割って入れてミキサーにかけペストを作ったり、細かく切って冷凍保存してみました。

ただ。。。美味しいからといって食べ過ぎると一日中口の中がニンニク、ニラ臭!!!最初にペストを試作して食べまくって後悔。。。本当に一日中くっさかったので、美味しいけれどほどほどに〜☆