フランス野菜

フランスのやさい達はやたら大きい。きゅうりやなす、ズッキーニ、かぼちゃなど。種類が違うのもあるけど、日本のやさい達って美味しいなって思う。

今日は彼のおうちの畑や市場で見る日本ではあまり見かけない野菜たちを紹介。


Panais(パネ)

見た目は白くて大きい人参。火にかけるとトロトロになりイモ系の食感。ポトフなんかの煮込みか、マッシュポテトのようにマッシュパネで食べる。少しクセはあるけど甘くて美味しい。
私は初めて調理した時に、切った感じがヌルヌルしてて山芋に似てるなーとおもい、擦ってお好み焼きに入れてみた!するとこれが予想通り!フワフワになって大成功!


Betterave(ベトラーブ)

英語でビーツという赤紫のカブ。茹でてサイコロ切りして前菜やサラダで食べることが多い。

切ると中は鮮やかな赤紫!手やまな板もあちこち真っ赤に!私は最初に食べた時に、コーンの味がする!と思った。甘くて食べやすい。こちらもピュレにすると色もキレイで美味しい。オススメは茹でて潰したベトラーブにリコッタチーズ、塩コショウを混ぜる。そこにごま油を隠し味に入れると美味しい!

こちらは茹でたべトラーブにきゅうり、トマト、ゆでたまごを同じ大きさにサイコロ切りしてシンプルなドレッシング(マスタード、ビネガー、オリーブオイル、塩コショウ)で和えたサラダ。色合いと食感がいい。


Rutabaga(ルタバガ)

別名スウェーデンかぶだそう。お義父さんはシューナベ(キャベツカブ)と言っていた。確かに最初に食べた時に、キャベツの芯の味がしてあまり好きじゃなかった…。なので最近は細かく切って炒め物に入れたり、お肉と一緒に煮たりオーブンに入れたり、濃い味に合っていると思う。


Céleri-rave(セルリラーブ)

根セロリ。見た目が若干グロい!が、とっても良い香り。煮込み料理やスープに入れるといいお出汁が出て美味しい。お肉に添える野菜として炒めても美味しい。


Chou-rave(シュ-ラーブ)

根キャベツ。食感や味はキャベツじゃなく、完全に大根!なので、私は勝手に大根として、千切りにしてサラダにしたり、煮物に入れたりして和よりで使っている。っていうか見た目が宇宙人みたい!


Bête(ベット)

英語でシルバービーツと言う。
お義母さんは茎と葉で分けて使っている。茎は歯ごたえがあるので圧力鍋で柔らかくしてからバター炒めにしたり、葉はほうれん草のような感じなのでこちらもバター炒めにしたり、どちらもクリームとの相性が良いのでクリーム和えにして、お魚やお肉に添えて食べると美味しい。



これはその辺の道端に生えてる雑草のくせに意外に美味しかったので紹介!

Orties(オーティ)

見た目は青じそみたいだけど、どこにでもいーっぱい生えてる雑草。触るとチクチクするので手袋をして摘む。小さい上の方の新しい葉っぱを摘む。調理法は、きれいに洗った葉っぱをバターで炒めて、ジャガイモと一緒に煮る。ジャガイモが柔らかくなったらクリーム(お好みで牛乳)を入れて塩コショウで味を整えミキサーにかける。Ortiesのポタージュ。シンプルでホッとする味。あとは千切りにしてお好み焼きに入れたり、ソルトケーキに入れても美味しい。知り合いが教えてくれたバジルペストの要領でにんにく、オリーブオイル、ナッツなどと一緒にミキサーにかけたオーティペストを今度作ってみたい。



まだまだ挑戦してないフレンチ野菜があるので、これから制覇したいと思いまーす!