肉加工品作り第2弾!オスの羊のソーセージ

通常、お肉で頂く羊は、メスもしくは若いオス(ラム)、たまに去勢したオス。去勢してないオスはとっても臭いが強いのだ。近くに寄るとすでに独特の臭いがプンプン。その為、お肉にする時にはスパイスをたくさん入れたソーセージなどの加工品にすることがほとんど。

こちらのお家でも先日、役目をまっとうしてくれたオスの羊をお肉にした。


今回は、ジゴ(gigot)という太ももの1番美味しいパーツだけ、匂いも良く肉質もよいということでそのままお肉でキープ。その他はすべてメルゲズ(merguez)という、もともと北アフリカのソーセージらしいのだが、クミンやパプリカなどのスパイスを入れて、羊の腸に詰め細いソーセージにする。

もう1種類、シポラタ(chipolata)という、ベトラーブ(betterave)英語でビーツという赤紫のカブやニンニク、玉ねぎ、パセリやハーブなどを粉末にしたスパイスを入れたソーセージも作った。


どちらもスパイスがとってもいい香り!


まずは太もも以外のお肉をカット。そして機械でミンチに。


同時に羊の腸を準備。


こちらはメルゲズ↓

35g/kgのスパイスと15g/kgの大粒の塩を入れまぜまぜ。


こちらはシポラタ↓

塩なしの同じく35g/kgの野菜とハーブの粉末を入れまぜまぜ。


その後、腸に詰めていくのだが、ここでハプニング!用意してた機械が調子悪く、手伝ってくれていた羊ファーマーさん宅で急遽やることに。私は息子とお留守番。。

出来上がりはこちら↓

二段になっていてこの下にも巻巻してあるのだ!40kg近いソーセージ達!

早速その晩に試食!

上のオレンジ色がメルゲズ。下の赤紫がシポラタ。

なんと食べ始めたのが22時!ということであまりにお腹が空き過ぎて、焼き上がりの写真を撮るのを忘れた!汗

が、味は臭みもないし良い仕上がり!特にシポラタ!大成功!!次回はシポラタ多めがいいな。


ということで、今回は北アフリカ発ソーセージを紹介しました〜。