これは重要!食文化の違い

食べるのが生きがいの私にとって、毎回の食事はかなり重要!ただ日本とフランスの共通点の一つに食文化が発達していることがある。旅をしていていろんな国の人に出会ったけど、フランス人の食に対する思いはとっても共感が出来る。だから日本人とフランス人のカップルが多いのも納得。


まず一番の大きな違いといえば主食。日本はごはん。フランスはパン。驚いたのが、フランスでも普段煮込み料理なんかと一緒にこちらの家では週1くらいでごはんを食べる。私が来てから回数は増えた、いや増やしたが!笑 彼の実家には炊飯器(といっても昔の日本の炊飯器みたいな、ボタンが炊くと保温しかないやつ)がある。

旅中に出会った外国人(フランス人含む)の一部の人が、ごはんをパスタのように茹でてザルにあげているのを見て衝撃を受けたことを思い出した!笑



そして一番ネックになる違いといえば、食事の取り方!日本では普段、テーブルに全部のお料理が並び、好きなのをまんべんなく食べる。フランスでは一品ずつ。これがアジア人にはやっぱり辛い・・

フランス人からしたら一度にたくさんのものがテーブルに並んでいるから、どれを食べたらいいか悩むらしい。そして彼もやっぱり、まんべんなく三角食べが出来ない!一品ずつ片付けていく。なのでごはんが最終的に残る。いつも最後にシャケフレークやら佃煮やらごはんのお供を持ってきてフィニッシュする。


こちらではまず前菜→メイン→チーズ→デザートと一品ずつテーブルに並ぶ。そして話し込んで料理と料理の間があくっていうのもあるけど、とにかく時間がかかる。だいたいランチ休みが2時間ある。お店なんかは12時close、14時再openのとこが多い・・ 私はなかなか最後のチーズ、デザート分までお腹を空けておく調整が出来ない!一番困るのは、自分が作るとき!メイン料理の火を入れるタイミングが分からない!!!フランスでは全員が揃ってからようやく食事を始めるので、こちらの家、全員がテーブルに着くまでにかなり時間がかかる。煮込み料理は作っておいて温め直せばいいが、焼き物の時はいつもタイミングがずれる・・・


彼は日本の食事スタイルが恋しいらしく、よく私に漬物作ってとか、味噌汁作ってというけど、アジアを知らない義両親と一緒に食事をする時には、なかなか完全に日本のスタイルで食事を出すことは難しい・・ 日本食はたまに作るけど、箸がうまく使えず、ナイフとフォークで麺類やお寿司を食べたり、パン、チーズはやっぱり欠かせないらしく、私からしたら全く合わずなんか違う・・ やっぱり日本食は日本に来て日本のスタイルで食べてほしい!


私が今とっても恋しいのは日本の白米に納豆、明太子、すじこなんかのごはんのお供。。それだけでいいの。。はぁー 


だいたい作った日本食(アジア料理)は、義両親からしたらかなり斬新らしくどれも好評だけど、特にチャーハンはものすごくよく食べる!野菜を小さく切って炒めるっていうのがお義母さんからしたら新しいらしい。




お酒の飲み方も大きな違いあり。
日本はビールがメイン。フランスはワインがメイン。どちらかというと食事と一緒にお酒を楽しむ日本。フランスもそうだけど、どちらかというと食前酒がメイン!ってか長い!!!私はビール大好きっ子で日本では毎日飲んでいたが、フランスに来て、フランスのビールが美味しくなく、っていうよりなぜか具合が悪くなり、もっぱらワインを飲んでいた。これには彼もびっくり・・ 何かが違う・・ その後日本に帰ってビールを飲むとやっぱり美味しく飲める!作り方が違うのか?!

フランス人はビールにこだわりは全くなく、夏場仕事の合間や終わってからスカッとするために飲むって感じ。もちろん食前酒でも普段飲むが、食事中にビールはありえない!っていう感じ。確かにアジア料理ってほんとビールに合うけど、フランス料理は違うなー。やっぱワインだなー。とにかくワインが美味しくて安い!

フランスでは日本のビール、日本酒なんかよりも、日本のウィスキーが人気の様子。ってか知ってる人が多い。確かに、品揃えの良い酒屋さんでも日本のビールは置いていないけどウィスキーはある。私の彼は日本に来た時に、アルコール度数の高いお酒が安いことに喜び、ウィスキーをよく飲んでいた。だからこちらで酒好きの人にプレゼントする時は、日本のウィスキーを持っていくと喜ばれる。


解体屋で働いてた私の弟が、お金持ちのおうちの解体現場からもらってきた実家のウィスキーコレクション!
私のだんなは毎日ウハウハだった♪笑



こちらのご家族外食はほとんどしないのだけど、お義母さんから習った日本でも出来るおすすめのフランス料理なんかを今後ご紹介していきたいと思います!