日本の常識がフランスで通用しない事例 〜返品システム偏〜

クリスマスプレゼント探しの時の話。

フランスで一番お金と時間のかかる時期、クリスマス。プレゼント探しは本当に毎年大変。。
とりあえず、時間をかけたくないのでサクサク選んでは見たものの、後からもっと良い物が見つかることもしばしば。

どうしても変えたかったので返品しにいくと、すんなりいいですよと。ホッ。ただ、、、、

返金はしてくれない!!!

最初は当たり前のように返金してもらえるものだと思って待っていたら、レシートを渡され6ヶ月間有効ですからと一言。。。後ろに列が出来ていたのでとりあえず頭に??を浮かばせながらその場をそろ〜っと去る。。。

えーーっと、カードで支払ってたけど別にカードで料金変更したわけでもないし、これはこのお店でしか使えない金券となっただけなのか??クリスマスが終わって新年のセールになり、再びお店に向かって聞いてみると、やはり金券になっただけで、返金?!そんなことは出来ませんよ、と少し驚かれながら言われてしまった。。。しぶしぶ早いけどセール品で子供たちの誕生日プレゼントでも買うかと金券を(若干無理やり)使い切ったのでした。。。


そして別の日、セールを利用して旦那の靴でも買うかと見ていると、なかなか丈夫な仕事用の革の靴が割引になっていたのでチャンスと思ったら、旦那のサイズが探してもらって最後の一つを出してもらう形に。旦那に聞いてから買いたいけど忙しい旦那を連れてくることが難しかったので、とりあえず買って家に持って帰って見てもらおうと思い、念のため返品は出来るかレジで聞いたら出来ますよと。ここでまだフランスの常識を理解していない私は日本の常識で、返品=返金と思って確認したのだけれど、フランス人の常識、返品=お店の品で変更ということだったらしく、具体的に確認しなかった私が悪かった。。。その後家に持って帰って旦那に聞くと、欲しい靴とは違うらしくもっと金額出してもいいからもっと質のよいやつ買うとのこと。。そっかそっか。んじゃ返金してもらうね。

すると旦那が一言。

え?何言ってるの?!返金なんてシステムないよ!この金額の金券になるだけでこのお店でしか使えないよ!

・・・・ガビーン!!!

ここでようやく常識の違いを認識するのでした。。。。遅い。。


ということで、日本って改めて親切な国だな〜と感じたのでした。皆様フランスで高い買い物は慎重に!!!