赤ちゃんの卵巣嚢腫(un kyste de l'ovaire)

実は今回、妊娠中に一つ問題がありました。

最後(3回目)のエコーで、赤ちゃんの卵巣の一つに黒い影が見つかりました。卵巣のう腫というものらしく、お腹の赤ちゃんの卵巣に出来るものなのか?!と最初は私じゃなくて?!とはてなだらけでした。今回妊娠中の検診には旦那は忙しく一回も同行出来ず、この問題発覚の際にも私一人。説明はもちろん全部理解できず。。。先生の説明で理解できたのは、大きさは27mm、女の子だとお腹の赤ちゃんでもまれに出来る、健康に影響があるものでもないし、消えることもあるからそんなに心配することはない、2週間後に再度検査しようということ。とはいえ、赤ちゃんの卵巣の大きさに対して27mmってけっこう大きいんじゃ?!とか、いったい何なのか知識がなくかなり不安のまま家に帰る。お義母さんと旦那に報告。旦那は私の説明で一体何なのか理解できず、私もそれ以上説明出来ず旦那に質問されたところで答えられず旦那イライラ、私以上に不安に。翌日旦那が電話で直接担当産科医と話し納得。私はネットで検索し、情報が少ない中、他の人のブログなんかも読んでなんとなくなにものかを理解。普段は自覚症状はないらしく、問題はのう腫がねじれたり破裂したりした時のよう。どうやら5、6cmくらいの大きさになると日本だと手術することが多いよう。

せめて小さくなってればいいなと願いながら2週間後のエコー。

結果、、、

40mm。。。。ガーーーーーーーーーーーン!涙

結構大きくなってる。。。涙涙涙

先生からそんなに心配することはないけど、念の為にRennesの大きい病院で検査してもらおうと、私の目の前ですぐに予約の電話。翌日に無理やりひと枠あけてもらい、忙しい旦那もこの状況では仕方なく車で1時間の病院に同行。予定日まであと1ヶ月ちょっとというところ。結局先生の説明は同じ。出産までは何もすることはないとのことで、またまた念の為にできれば出産前、難しければ出産後に、別の病院の小児外科に見てもらおうということに。。。

出産前に予約が取れ、またまた車で1時間の別の病院に旦那と行くことに。アフリカ系の割と若め?の先生登場。なんかノリが面白い。今回はエコーを取るわけでもなく、先生が今までの3回のエコーの結果をゆーーーーーくり見ながら(その間私達はただそれを静かにながめて待ってる状態)、自分なりにメモを取っているのだけれど、どう見ても字じゃない!!!旦那も隣で口には出してないけど、それ本人は後で読めるの?!と思っていたはず!!!

マイペースな先生の分析が終わると、ようやく口を開く。いきなり絵を書き出し、同時に私達に質問してきた。
“ところでこの病気のリスクは何だかわかりますか?”
旦那は、、、、?えーーーーーっと、、、、という回答。私がすかさず、こののう腫がねじれたりやぶれたりした時ですよね?と回答。

“奥さんその通り!旦那さーーーーん!”という感じのノリ。笑

その頃絵が書き終わり、卵巣とのう腫がどういうものかをわかりやすく説明してくれる。さすが小児科医!私にとってはありがたい!この赤ちゃんの卵巣にのう腫が出来る原因は母親のホルモンの影響だそう。その後、問題は大きさではなく質。中身が良質か悪質かで違ってくるということ。今度は木に実がなっている絵で説明。よく覚えてないのだけれど、実の中身が軽かったら風でゆれても落ちないけど、重かったらねじれて落ちるみたいなことだったような?(全然違っていたらすみません!汗)

そして、本題。まず出産と同時にのう腫が消える確率は10人に9人だそう。なんだか90%の確率と聞くと安心しそうな数字だったのだが、なぜかこの時残りの10%を想像してしまい安心出来ず。そして万が一、こののう腫が破けたりして卵巣の一つが機能しなくなったとしても、もう一つあるからね!大丈夫!どうですか?クリアになりましたか?と言っている!ホントかよ?!

まず旦那がすかさず質問。その場合、娘の身体、健康に何か問題は?
先生の答え。ないです。

そして次に私が質問。その場合、娘が妊娠、出産することは可能ですか?
先生の答え。可能です。

私と旦那、見つめ合い、んじゃ、大丈夫だね!とホッと胸をなでおろす。若干、先生が軽すぎて信用していいのか?!という感じだったけど!

出産後、まだのう腫が残っていて、問題があるようならまた私のところへ来て下さい。そうでなければ、来る必要ないですから!ですって!笑 

そういえば、説明の途中で、自分の書いたメモを見返して、読めてなかったし!!!爆笑 旦那と2人でやっぱり!!!と思わず笑った瞬間!!!


そんなこんなで出産を迎え、出産の翌日にエコーで確認。消えていることを祈って。。。

結果、、、

まだ黒い影があるーーーーーーーーー。。。涙涙涙
10%の方の嫌な予感的中。。。
ただ大きさが16mmと小さくなっていることだけが救い。。。

その10日後に再度エコー検査あり。

結果、、、

影が見えない!!!消えたの?!?!でもたまたま見えないだけ?!!となぜか疑ってしまう自分がいながら、でも少し安心。あとは今後再発しないことを祈るのみです。