‘フランス人父‘ × ‘日本人母‘ の 赤ちゃん

出産してすぐ、だんなが言った。お尻に青いあざがあるけど、出産の時助産婦さんがひっぱったからかな〜?…え?青いあざは赤ちゃんの時にあるのは普通だよ。そのうち消えるし。

その時は何にも考えず答えたけど、これって‘モウコハン‘。そう!その名の通り、モンゴロイド系民族しかないのか?!だから旦那は知らないしフランス人にはないんだ!

早速助産婦さんが見つけて言った。あ〜これは東洋の赤ちゃんはあるのよね〜。さすが助産婦さんは知っていた。英語だと’Mongolian spot'だって。へぇ〜

思わず調べてみたら、メラニン色素によるものらしく、モンゴル人、日本人、他アジア系民族の一部(この辺りだと90%以上の赤ちゃんにある様子)、その他にもアメリカ州先住民など。興味深いのが、ヨーロッパでもハンガリー人にごく稀に出るらしい。チンギスハンに征服された歴史による混血の隔世遺伝だとか!ほぇ〜 不思議!

なので、ヨーロッパなんかで知らない人が見たら虐待だと思うこともあるんだって…


ステキなコラム発見!
アイヌの人たちは、この蒙古斑のことを‘神の手の跡‘と呼んでいるらしく、赤ちゃんがこの世に産まれる時に神様が押してくれた名残りなんだってぇー。これは夢があっていいな〜。出産後だからよけいにそうかもしれない!なんて思っちゃう。

今現在、顔立ちがフランス人よりで、髪と目と肌の色は完全に私より。だから色素はアジア系なのかな〜



そしてフランス人に驚かれた。産まれてすぐは目がよく見えないから、そんなにじーっと人の顔みたりしないもんだよと。確かに産まれてその日の午後には、家族やらたくさん人が来て、息子は目を見開いて見えてないんだろうけど、驚いて見ているようだった。
私が思うに、黒目だからフランス人より光なんかに強いからかな?

フランスに来て照明が暗い、もしくは薄暗くても電気をつけないな〜と思っていた(もちろん省エネを意識してることもあるんだけど)。うちの家族もフランスに来た時に、なんか暗いなーともらしてたけど、私たちの黒い瞳と欧米人のブルーやブラウンなどの瞳とでは色素数が違う為、感じる眩しさが違うという。黒目の方が光に強い。そういうのは赤ちゃんにも違いが出るのかしら?

逆に彼が日本に来た時には、どこもかしこも蛍光灯がこうこうとしていて眩しすぎると言っていた。


あと、もうひとつフランス人に言われた。

生後3-4日目くらいからニヤ〜っとしだした息子。どうやらこれは筋肉の伸縮によって笑ってるように見えるらしいんだけど、だんだん楽しそうに笑うようになってきた。

そして義両親の友達に、やっぱりフランス人より日本人の方がニコニコしてるから子供もよく笑うんだ!と冗談を言われた。

ま、そんなことはないんだろうけど、そうかもなと思ってしまった笑


だんだん顔も変わってきたし、これからの成長段階でも驚きの違いがあるのかな〜。楽しみ楽しみ☆