フランス、再び、ロックダウン、、、

先日の水曜日の夜、マクロン大統領の演説があり、フランスの感染状況の急速な悪化と医療体制の限界が近づいていることなどから、春に続き二度目の外出禁止令を発表しました。前回との大きな違いは、学校が閉鎖されないこと。働いているシネマやレストランが閉まることは覚悟していましたが、これには正直ホッとしました。前回の一番の苦痛は、子どもたちの毎日の宿題をこなすこと。正直家事や小さい子を抱えて長男の山のような課題をこなすのはほぼ無理で、ストレスでしかなかった。。。幸い隣に住んでいるお義母さんが手伝ってくれたおかげで2ヶ月分の遅れが出なくてすんだけれど。。。

 

食料品以外のお店が閉まるなどは前回同様ですが、基本仕事は継続できる、学校、託児所などは継続、公共機関は運行するなどだいぶ緩めです。数日たっていますが、周りの人達も一度経験しているから前回の最初の不安やストレスが少ないっていうかほとんどない印象。ただ正直、職場のシネマの事務の女性陣3人がコロナ陽性になったり、先日家に来た義兄の義両親が陽性だと判明したり、身近なところでも感染者が増えているのは事実。フランス全土で一気に広がってるのも目に見えてわかる状況ではあります。

 

ただ前回の3月4月の時は天気がめちゃくちゃ良かったけれど、今回はどんより冬の時期。しかもフランス人にとって一年の中で最大イベントのクリスマス前。ここも前回と大きな違い。とりあえず最短で12月1日までと発表されましたが、専門家などからは1月まではかかるだろうと。

 

私の個人的な近況は、新しく入った仕事仲間がこの夏から歯の治療で急遽休職となり、それが1週間のび、またさらにのびを繰り返し、結果、2ヶ月近くの休職をし、そのまま辞表を出し退職という流れになり、ここ3ヶ月、マイナス1の状態でやってきたので私はほぼフルタイム出勤。旦那のファームもそばの実やら動物用のビーツやら色んなものの収穫時期が重なり、ある時はボランティアで収穫の手伝いに来てくれた25人分の食事を用意し仕事に出かけることもありーの、休みの日には薪用の木の配達のためにトラックやトラクターの荷台に木を積む作業を手伝ったりと、本当に体力(家の中の汚さも)限界。そんな中、コロナの状況悪化で、仕事場のレストランがある県も21時から6時までの外出禁止と急遽変更になり、フランス全土の外出禁止令もささやかれていたので、発表があるときまでは、レストランでは買い出しは極力せずに冷蔵庫を空にしよう作戦で、発表があった翌日しか猶予がなかったものの、翌日はなんとも昼は満席どころか二回転し、夜も最後の外食を楽しもうという人たちで全食完売!ものすっごい達成感で気持ちよく休業の準備ができました!

 

ということで子供たちは2週間の秋バカンスが今日で終わり、明日から学校再開となりますが、今回から6歳以上のマスク着用が義務付けられたので、息子はマスクをしなくてはいけないことに。。。どんな感じになるのかまた追ってご報告します。

 

取り急ぎフランスのコロナ近況でした。