町一番交通量の多い交差点のド真ん中で車がとまる事件

フランスに来て5年、一番ひ汗かいた事件かもしれない。。。

それはある午前保育の水曜日の朝、病院の予約があり、息子を学校に送り、娘を町の託児所に預けて病院他もろもろの用事をすませ、娘をピックアップ、息子を迎えに行く途中でおこりました。

交差点の信号待ち、私は一番先頭、青になり右折するのに少し上り坂になっているところでハンドルをきった途端エンスト!ヤバッ!と焦りながらエンジンをかけ直すも音が変!かからない!!!!!!!
私、ド真ん中で完全にみんなをブロック!うしろの人は追い越していくわ、お迎えの時間でうしろにバスはいるわ、混んでる時間帯だわ、信号は変わるわ、もうどうしていいやらパニック!!!!!頭真っ白!!!
とりあえずもうエンジンがかからない事はたしかなので、車をおりて助けを求めようとしたところで2人のムッシュが車を降りて出てきてくれた。“どうしたんですか?”とやさしく声をかけてくれ、半泣きでエンジンがかからないことを伝えると、うちらが車をおすからハンドルを操作してあっち側へ寄せようと言ってくれた。反対側は下り坂なので移動はスムーズ。角のBarの前に寄せて、とりあえず2人のムッシュにお礼をいい、旦那に電話。その日は旦那は朝から他のファームで出稼ぎの仕事の日。私もまだ息子のお迎えの事やら娘を乗せて動かない車の中でどうしたらいいかパニック状態。電話口で旦那は状況を理解できずいつものことながらイライラして聞き返される。余計パニクる私。ようやく伝わりすぐ近くに住んでいる友人に電話をして助けてもらうように言われる。がしかし、運悪くその友人は80km離れたNantesにいるとのこと。もう頭が真っ白なので他の案がうかばない。うしろの娘と目が合うとキャハハッと無邪気に笑っている。あー泣ける。。

お義父さんは義兄のいる島Belleーilesで仕事中で1週間不在、お義母さんはお葬式で朝から少し離れた町に行っている。息子のお迎えの時間が迫っている。旦那にもう一度電話。うちの近所に住んでいる旦那のおじに電話しろと言われる。言われたとおりおじに電話すると、そこは運良く息子の幼稚園の近くでお昼ごはんを買っているという!なんて奇跡!!!おじに息子のお迎えを頼み、幼稚園にも事情説明の電話を入れる。ふうーーー。でもこの後どうしよう・・・。Barの前で路上駐車している状態。もう一度旦那に電話。こういう時、ほんとに頭が働かない・・・。旦那におじに迎えに来るように言った?と聞かれてハッとする。言ってない。。。んでこの車どうしたらいいの?Barの人に手伝ってもらって近くのパーキングに入れろと・・・。確かに数メートル前にパーキングあるけど満車・・・。少し待っていると(ぼう然としていると)、年配のグループが来て2台の車が出ようとしてる!!おっ!ラッキー!!しかも一番近くの入れやすい場所!!!奇跡!!!他の人に入れられないよう、すかさず移動を試みる。下り坂になっているので自力でいけるかと思いきや、道をふさぐ形で止まる・・・。ガビーン。。一台の車が来てしまい、事情を説明すると2人のおばさんが車を押してくれた。なんとか無事にパーキングに入れることができてホッ。再度おじに電話したら迎えに来てくれるとのこと。ホッ。いや〜まーじでパニックだった〜!涙 待ってる20分間、運良くパンを買っていたので娘と食べながらラジオを聞いて待つ。いや〜娘がご機嫌だったのが救われた〜。その後はおじに家まで送ってもらい、旦那がガレージに電話。またまたおじに頼み車の鍵をガレージに届けてもらい、なんとかその夜車はガレージへ移動。

原因はなんだ?!車は25万キロ以上走っているのであちこち疲れているのは確か。2日後、修理ができたと連絡あり。原因は旦那が入れたオイルが多かったのも原因なのか、ポンプが故障していたということで交換。その他もろもろで230€の出費。ま〜車がないとどこにもいけないので仕方がない。

ということで悲劇はここで終わらなかった!

つづく・・・。