まさかまさかのーーっ!!!

フランス滞在許可証10年カード申請大成功ーーっ!!!
キャーーーッ!!!

なんのこっちゃという方!今まで毎度毎度泣かされてきたこの滞在許可証の申請…。フランス移民なら誰もが通るこの苦難な道のり…。フランスに移住してフランス人と結婚して子供がいようと、3年間はフランスに滞在する為のビザが、1年間のカードしかもらえず、申請先の県庁は常に移民で溢れかえっていて、予約を取るだけでも朝早くから並んで押し合いへし合いを経て半日かかるといった状態…。

しかも!うちらは県境に住んでいるせいで、県庁は80km離れたNantes。このNantesの県庁が、ま〜ひどいことひどいこと!!!今回この10年カードの申請にあたって取り寄せた必要書類のリストには、現在の滞在許可証の期限が切れる2ヶ月前から期限日までの間に必要書類を申請しなければ、遅延金€180が加算される的なことが書いてある…。見渡す限りそんなことをうたってる県庁どこにもないんですけど?!何それ??!

今回、他の県庁では予約がネットで取れるという事で、Nantesはどうだろうと見て見たところ、なんとネット予約出来るようになってる?!え?いつから?!

私はちょうど期限が切れる2ヶ月前が出産予定日だった為、早めにできないかなど早くから動いていた。が、しかし!期限が切れる3ヶ月半前にネットで予約しようと試みたら、3ヶ月先までいっぱい?!運良く期限日の半月前の日に予約が取れたから良かったけど…。

恐らく大多数は、期限内の予約がいっぱいで取れず、結局朝早くから並ぶいつもの地獄パターンなのではなかろうか…。

マジで取れて良かった〜…涙


そして当日朝。毎回の如く朝から旦那がイライラし始め、息子をベビーシッターさんのお家に預ける準備やら娘の準備が終わっていない私にプレッシャーをかけてきた!

それに対し私もブチ切れ、これまた毎回の如く、険悪な車内のまま1時間ちょいかけて向う=3
(これが最後になるといいなと思いつつ…)

運良く渋滞に巻き込まれることなく、そして駐車場も探し回ることなく順調に県庁に到着。

30分前に着いたので、車で娘のオムツを変え、おっぱいをあげて戦闘大勢完了!!いざ出陣=3

いつもは6つあるうち3,4つしか空いてない窓口が全部空いていた!まぁマシになったな。

そしていつもの如く仕事振りをチェックしながら人間観察。

この人に当たったら最悪だなっていう男の係員、名前の呼び方やら話し方やら表情やら…うちらは囚人か?!っていう扱い!!怒
シルヴプレだろっ!!マジで…


予約の時間が過ぎたのですかさず空いた係員に訊ねる。すると1ヶ月半の娘がいたのもあり、すぐに対応してくれた!感じは悪くない。

旦那がチクチク問題点を突つきつつ、言われた書類を出していく。どうやら基本の提出書類は10年カードでも一緒の様子。

ちなみに私が出したのは、
※すべてオリジナルとコピーが必要
•パスポート(コピーは入出国したスタンプやビザのページも…)
•滞在許可証
•家族手帳
•旦那の身分証明書
•住居証明書
•写真3枚
•夫婦共通の名前が入った書類
(うちらは車の保険とCAFの証明書、その他pole emploiや社会保険、銀行口座などあるだけ用意した方がよい)

プラス

前回すでに出していた、フランスに来た最初の年に必ず受けなくてはいけないフランスについての講習会2日間の修了証

•Attestation de formation civique

•Attestation session d'information sur la vie en France

以外に必要だと言われた、フランス語のテスト(DILF)の合格証

•Diplôme initial de langue française DILF

に加え、運良くフランス語テストのゴタゴタ中に移民局(OFII)から私の携帯に突然電話がかかってきて、職業訓練?だかがあるのだけど、今仕事は探しているか?と聞かれ、仕事はすでにしていて、今妊娠中だからもうすぐ働けなくなると言うと、もう仕事してるのね!素晴らしい!では〜ブラブラブラ(←何言ってるかよく分からなかった…)を送りますから!と言われ、送られてきたのが最後の一枚。

•Attestation de dispense d'un bilan de compétences professionnelles

特に仕事について詳しい確認をするわけでもなく、電話で話しただけで送られてきた。

と言うことで、4枚目はうちらも知らされていなかった職業能力診断の免除?とかいう証明書が棚から牡丹餅状態で手に入った。


予約の数日前に、他に見落としがないか心配で、他の人のブログなどで情報がないか見ていると、その場で面接があったとかどうして10年カードが欲しいのかという熱意文が必要だったとか書いてある…汗

一応、突然言われたら困るのでなんとな〜く準備。

が、結果そんなことは全くなかった!

他にも警察が突然家に訪問してきて、本当に一緒に住んでいるか確認していったなど!

私もお友達の国際結婚カップルからフランスに来た当時にその話を聞いて驚いた!歯ブラシが2本並んでるかチェックしていったとか…!?偽装結婚を見極める為らしいが、どのくらいいるのか知らないが、いくらなんでもその少数派の為にお金をかけ過ぎじゃ??


ということで、もし滞在許可証の申請でご覧になっている方!ほーんとに場所と時には人によって全然違うことと、移民に対する決まり事がちょくちょく変わるので、とにかく他の人の情報は参考までに惑わされず、直接自分の県庁に確認して下さい。そしてフランスは言わない者負け!リスト以外の書類を要求してきたら、強気でリスト以外に必要な物はないと言われました!と言い切ること!そして一応サプライズ用に出来る範囲の予備は用意していくこと。(ちなみに私は今回子供の出生証明書やら結婚証明書などは用意していったが不要だった)

これが4年目にして得た極意です。