東南アジア2ヶ月旅 〜スタートマレーシア〜 2011,4月

彼と遠距離恋愛中、半年近く振りの再会の場は、2人の中心地クアラルンプールの空港!そこから2ヶ月のアジア旅行!ルートは事前にはっきりと決めず、とりあえずマレーシア、タイ、カンボジア、ラオス、最後はベトナムのハノイからフランスに飛ぶというざっくりとしたプランのみで再会!

2人とも久しぶりの再会にドッキドキ!!飛行機も時間通りで無事にキュンキュンの再会を果たす!

が…トキメキもつかの間、会わない間に彼の私に対する or 私達カップルの理想が膨らみ過ぎていて、再会初日の夜にはケンカ…というか一方的に攻められる。原因は私の英語力の低さ…。元々、付き合った当時からこの問題がネックだったのだけど、全力で努力する!ってことでなんとかやってきた。が、久々の緊張の再会に加え、彼のプレッシャーのかけかたで更にうまく話せなくなり、彼のこの先の不安からの総攻撃を受け、私、返す言葉なく号泣。。もうそこまで言われたらこれから旅をするなんて無理ってくらいボロクソに言われ、今夜すらもうどうしたらいいの?!ってくらい打ちのめされた状態。。今思い出しただけでも背筋が凍る…。もう辛過ぎて記憶すら消されたみたいでどう夜を明かしたのか覚えてないのだけど、とりあえず持ちこたえた様子。いつも旅の初日と中盤、最終日にこうなる。。。


気を取り直して各国の大使館のあるクアラルンプールにいる間に必要なビザを取る。驚いたのが、日本って東南アジアの国に支援やボランティアを派遣したりしているおかげか、ほとんどの国でビザ不要というとこが多かった。フランス人の彼はビザが必要で、なんだか日本人であることが誇らしかった!

基本的に首都や大都市を長く楽しむことの出来ない2人は、ビザが出来上がるまでの数日を別の場所で過ごすことに決める。


向かった先はクアラルンプールから200kmほど北に離れたCameron Highlands。暑苦しい大都会から高原避暑地へ=3
こちらは1885年にイギリス人の国土調査員が初めて訪れたことからその名前と、紅茶畑が一面に広がる観光地になったのだそう。

安い高速バスで移動した後は、安い宿探し。外国人バックパーカーが何人かいたので、お互いに情報交換しながら一軒のゲストハウスに落ち着く。


2,3日の滞在予定だったので、ポイントを自分達で回ろうと思っていたら、情報を得ようとツアー販売をしていたお兄ちゃんにオススメの場所を聞くなり、その接客術やら進め方の上手さに、ツアーでは基本旅をしない私達だが、思わずこのお兄ちゃんのイチ押しツアーに参加したくなった!ブラボーッ!笑

翌日、スーパー販売員のお兄ちゃんイチ押しツアーで、紅茶畑、紅茶が出来るまでの過程を工事で見学、マイナスイオンたっぷりの苔の森なんかを回る。

ほんとーに一面紅茶畑!

翌日は自分達でヒッチハイクをしたりしながら、周りを散策。地元の生の生活を見たいので、観光場所ではなく、出来るだけ足を使って地元民の生活地域へ。


避暑地を満喫した後は、再びクアラルンプールにて出来上がったビザをゲットし、いざタイとの国境を目指しつつ、旅スタート!


タイへの国境越えも、東側、西側で情勢が違い、なかなか最新のリアルな情報がつかみづらく、多くの人から西側は武力衝突がたまにあり、特にタイ南部ではイスラム系のテロが発生しているからやめた方がいいなど怖い情報があったり、かといって東側でも危ないっていう人もいたり…、結果、西側のPantau Panjangの国境までバスで行けるということで、その後タイ国境越えてすぐに鉄道があるので、電車で移動することに決定!途中マレーシア北西にあるPulau Perhentianという島でゆっくりバカンスすることに。


クアラルンプールから確かコタバルというとこまで長距離バスで向かい、島までのフェリーはもうどこから乗ったか覚えていない…。


とにかく、久々の海にテンションが上がっていたのは間違いない!

着いて早速宿探し。基本ノープラン、直感で旅をしていた私達は、宿は着いたその場で直交渉。この時も、リゾートなのでもちろん料金は街中よりお高め…がしかし!交渉の末、離れのバンガローならと破格で泊まらせてくれました!ずぇーんずぇんOK!!

日本から持参の蚊取り線香を焚いて虫よけ。笑


宿のそばにはメインビーチがあり、バカンス客で賑わっているのだが、私達は島の林を歩いて反対側の地元民の村へ。

メインビーチの裏側…


案の定観光客はおらず、のーんびりした島の雰囲気。

海も最高!

砂糖きびから砂糖を作っているおじさん。彼は機械をまじまじ見学。


小腹が空いたので、マレーシアではよく街中でも見る米粉のクレープ。

中に卵を入れてゴマソースで。彼はチャーハンも追加。


ビーチで昼寝をしていると、地元のやんちゃボーイズがちょっかいを出しにくる。

可愛い2人のおかげでゆっくり昼寝は出来ず…


そんな2人についていくと、仕事を終えた漁師さんや子供達が楽器をひいて賑わっている。

ほーんとにのんびりした島の人達。


楽しいひとときを過ごしながらも、島でのバカンスも2,3日でお腹いっぱいの私達…。


いよいよ、人生初の陸路での国境越え!!!悪いうわさを聞いていたし、想像つかないのでドキドキ…。


バスを降りると出国手続きをするイミグレーションオフィスまでは歩いて渡る。


いったいどうなっているんだ中は?!


大分閑散としていた印象。思いのほかあっさりスルー。(細かい手続き内容は覚えていない…)


続いてタイの入国審査。こちらは人が並んでいた印象。が、こちらも予想を裏切りすんなりスルー!

え?!タイに入った?!


嬉しさのあまり記念撮影!!!


タイの国境はSungai Kolokという町。両替所もすぐにあった。駅までは確か歩いて行けたと思う。

地元の人ばかりで切符の買い方や料金が分からず手間取ったが、なんとか伝わり、いよいよ2カ国目タイの旅スタート!!

続く!