ワーホリのススメ・ニュージーランド編

私は10年働いた会社を辞めて、31歳になる直前で滑り込みワーホリした。国にもよるが、NZは30歳のうちにビザを取り入国すれば、入国日から一年働くことが可能。現在、若い人達の海外に行く割合が減っているっていう記事を見たけど、やっぱり島国の日本にとどまっているのと、一回でも短期の旅行でも海外に行っているのとでは、考え方や物の見方が違ってくると思う。出来ればツアーとかの旅行ではなくて、バックパックを背負って旅に出てほしいが!

まずは近場のアジアからでもぜひ他文化を感じて欲しい。

なぜNZを選んだかといえば、治安が良いのと、物価が比較的安いこと、日本と同じく島国で四季もあるというので決めた。

実際行ってみると、予想通り、人も穏やかでとても住みやすい!

ただ、本気で英語を習得したくて行くのであれば、まずはある程度のコミュニケーションがとれるくらいの基礎を日本でつけていくことと、大きい都市に行かないこと。観光客(日本人)のいない田舎で英語漬けの生活をすること。これが大事!語学学校に行く必要はなし!とにかく地元の人と話す!話す!話す!一年いれば自然と話せるようになるなんてことは絶対にない!これが私の唯一英語が習得出来なかった後悔の思い・・




私の初海外旅行は、ホテルの専門学校時代に研修旅行で行ったマレーシアがデビュー。その後アメリカ、メキシコ(これも専門の研修旅行)。そこで海外旅行に目覚める。横浜で働いていた20代も、職場の仲間と弾丸ツアーはよく行っていた=3 サービス業の為、最大平日の5連休しか休みがとれなかったので、近場でフィリピンのセブ島、タイ・プーケット、ハワイ・オワフ島(5日間の休みで4泊6日のこれこそ弾丸スケジュール!!!)など。

ただこの時はガンガンのOL?時代。スーツケースを転がしホテルに泊まるツアーを楽しんでいた。

そんな後のワーホリ。最初は英語力もないので、とりあえずサポートがあった方が安心ということで、一ヶ月のみ首都オークランドで語学学校&ホームステイ生活をする。オークランドは語学学校も多く、いろんな国籍の人がいるインターナショナルシティ。この時はまだガンガン化粧もして、おしゃれにも気をつかっていた。


南半球一の高さを誇る“スカイタワー”


ラッキーだったのが、ホームステイ先。NZ人のだんなさんとタイ人の奥さん、生意気だけどかわいい9歳の娘。そこに私、友達、韓国人の留学生と6人で生活。コミュニケーションがうまく取れないストレスさえ除けば、本当に恵まれた環境。NZを去る前に会いに行ったくらい素敵な家族だったな〜。

毎日の夕飯が最高!本場のタイ家庭料理!

お酒好きなだんなさんのおかげで私たちも最初は遠慮していたが、しだいに酒好き同士意気投合、毎回タイ料理と共に、NZのビールの中で一押しの“HAAGEN”を楽しんだ♪この後の旅ではもっぱらこのHAAGENが旅のお供。貧乏生活でも、これが唯一のストレス解消のベストウェイだと悟る。笑


オークランドの記憶でなぜか他に思い出すのは、うちらが学校帰りにしょっちゅう立ち寄った“コリアンパンケーキ”!!!まだあるのかな〜。とにかく韓国のおやき的なファーストフードで、いつも人だかり。スイーツもあるけど、うちらがハマッたのは、ポークチーズやらチキンやらの肉系。油多めの鉄板でもっちもちの生地を押し焼きするなんともこってりでジューシーなおやつ。

その後韓国に行ったときに思い出して探して見たけど、きっとオリジナルはこれじゃないかな?↓

“ホットック”安くてうまい!


NZから脱線してしまったけど・・汗 オークランドは完全に都会生活。


この後からの旅が本当にNZの自然を満喫して、いろんな人と出会えた旅。


一ヶ月の学校が終わるころ、いよいよ仕事探し。最初は語学力もまだない為、日本語のNZ情報サイト“NZ大好き.com”で求人探し。http://nzdaisuki.com/
このサイト内の掲示板でたまたま見つけたエクスチェンジ(一日だいたい2,3時間の労働で、住む所をただで提供してもらえるシステム)。場所は北島コロマンデル半島のWhitianga(フィティアンガ)。海の目の前のバックパッカーズで一日2時間のクリーナーの仕事。英語力がなくてもOK!ワーカー用の一軒家に住み、カヤック、サーフボードなどレンタルフリー、JAZZ好きのオーナーが毎週開催するJAZZ NIGHTもあり、日曜日のランチにはNZ名物フィッシュ&チップスつき!なんとも素敵な響きに“運命感じました!”とメールを送り、即採用!


この小さい町がほんとうに素敵な町で、またNZの最後に戻った場所。


あまりの幸せ生活に、一ヶ月で7,8kg?!太って去った場所・・ はぁ〜、のんびりしていて楽しかったな〜。思い出のフィティアンガ生活は次の日記にて!