新居住地!フランスのど田舎風景紹介
現在、お恥ずかしながら、彼のご両親と同居でどっぷりお世話になってます!(※フランスでは両親と同居はまれ)
場所はフランス西部Bretagne地方Redon(の隣の人口2500人の小さい村)
小規模の酪農場が多い場所。
彼のお父さんのお仕事は“造園設計家”
家の周りにはお父さんの土地がたくさんあり、その中の一つにお父さんがある劇場監督さんと設計し手がけた、屋外劇場もある。毎年夏にはそこでミュージカル的な舞台だったり、コンサートなどのイベントを行っている。
こちらは初めてフランスに来た2011年夏の舞台の設営風景。観客がシーンによって場所を移動するという、とってもユニークなシステム。食事付き。
他の土地は放牧地。こちらのおうちには牛が10頭、羊が15匹くらい、うちらが結婚した時に友達がお祝いにくれた豚が1匹+その後友達が必要だということで先日もう1匹追加、ペットのねこ1匹がいる。完全に自給自足の生活。
一年後の現在、ころッころのデブチンになって常に家でゴロゴロしている・・
日本からの野菜の種もまいて、日本食も楽しんでいる。でもごぼう、大根など何気に難しい・・気候が違うからか、土が悪かったのか、ちょっと小ぶりでなかなか標準サイズまで育たないのが悩み!
とにかくこちらのご家族、朝から晩まで働く働く!
彼は3人男兄弟の真ん中。現在、他の兄弟は別のとこで働いているのでうちにはいない。
ご両親の家にはテレビはなし!インターネットも携帯もなし!(うちらが来てからネットだけはひいて頂いた!感謝感謝)うちの実家とは間逆の生活・・
テレビっ子だった私としては最初はなんか物足りない感じ。
でも、今気づく。
今までどれだけテレビの前で無駄な時間を過ごしてきたか。。こちらのご家庭、情報はラジオや新聞。確かにテレビの情報より信用できる。
なんといっても、コミュニケーションが多い!これ一番重要!会話が多い多い。テレビがついていれば、ボーっと2-3時間何も考えず無駄に過ごしてしまう。会話もテレビの中の話題が中心。自ら話題を提供しない。
もちろんテレビが悪いと否定はしないし日本に帰れば普通に見るし。ただ気づいたのが、テレビからの情報で得るものって少ないなーって。
有力者がテレビというメディアを使って情報を流しているし、私たちはそれを信じる。でも本当かどうかはわからない。これってかなり怖いこと。
テレビを見なくなって客観的にテレビという存在を考えるとそんな風に思うようになった。
おー、アツくテレビについて語ってしまった!ではテレビを見ずに何やってるんだってことになるけど、こちらでは自給自足の生活の為、とにかくやることはたくさん!
動物たちのお世話やら、畑仕事、冬は薪ストーブで薪の準備などなど。
もちろん夜はDVDを見たり、本を読んだり。
今こうして自然に囲まれて自給自足の生活をしていると、体が自然体に戻ってとっても喜んでいるような、充実したとてもいい生活だなーと幸せに思う!VIVA!田舎!